活性酸素って何ぁに・・?のセミナー

活性酸素やキパワーソルト・キパワーオリジンの還元力をやさしく読み解く
去る10月25日、東京池袋の「東京芸術劇場・中会議室」でキパワー㈱が開催した筑波大学元化学教授・藤森憲先生のセミナーを聞いて参りました。
一般的に分かりにくい化学の話をやさしく、かみ砕いてお話されましたが、そのポイントとなる「活性酸素」や「酸化と還元」「キパワーソルト・キパワーオリジン」の還元力のもっている意味について概要をご案内して参ります。
(講演される藤森先生)
「今日ほど自分のいのちを自分で守るということが大切という時代であると思います。それだけに多少の自分の体の仕組みを知っていることが、生命をよりよく生かすと同時に、サプリメントや健康食品のおかしなものにも引っかからないことになると思います」という冒頭のお話で始まりました。
「私たちの生命が生きているというのは、どういう事かと言いますといろいろなタイプの細胞が60兆個も集まって体を構成しています。その細胞に共通していることは、酸素は大嫌いなんですが、DNAの遺伝子集合体(核)を持つ部分と、大量のエネルギーを作り出すための酸素が好きなミトコンドリアという部分とを併せ持っている」ということなんだそうです。
「ここで大量のエネルギーを作り出していることが『より良く健康生きている』ということです。簡単にいえば、エネルギーを作り出すことは、私たちが毎日食べる食物の栄養を酸素で燃やしてエネルギーに変換するわけです。食べ物で一番燃えやすい形のものはブドウ糖ですね。つまり、お米のデンプンなどは、非常に効率がよいわけで、脂肪やタンパク質は、複雑な多くの工程を経ないと燃えにくいのです。」・・・なるほど、それでお米のほうが燃料としては体に負担がかからずよいわけですね。
「ところが、燃やすといっても、肺から取り込んだ酸素を燃料に燃やすわけですが簡単に燃える状態ではないので、活性酸素化して燃やさなければならないのですね。それが酸化といわれるものですが、相手の分子からマイナスの電子を奪ってしまうことをいいます。それで普通の酸素をスーパーオキサイドという活性酸素に変換してエネルギーを産みだすのですが、より強力なエネルギーを作り出すめにもっと強い活性酸素(例えば次亜塩素酸など)が作り出されるのです。
そして、還元力のある物質によってマイナスの電子を与えられ、最終的に水となって体外へ排出されればバランスがとれて無害であり、何の問題もありません。しかし、人間の体の仕組みは意外と失敗があって、どうしても5%くらいの活性酸素が余分に出来て漏れてしまいます。
それで、余計に出来た活性酸素を処理しようとするのがSOD(スーパーオキサイドジムスターゼ)やいわゆる抗酸化作用をもった物質があるわけです」・・・・どうも人間の体は精巧に出来ている面と、意外に落ちこぼれている部分とがあるようてすね。
「それと、もうひとつ活性酸素を積極的に造らなければならない状態が、バイキンやウィルスに侵入されたときです。バイキンをやっつけるために、免疫細胞がミサイルとしての活性酸素を造るわけです。家庭用品でも「カビキラー」というのがありますね。成分は次亜塩素酸で一番ラジカルな活性酸素です。それと同じものを体内で造るわけですから、過剰に出来たものを上手に処理しなければならないのです。
・・・・・この通常の細胞がエネルギーを産み出すためと、バイキンやウィルスをやっつけるための非常事態に対応するため造りだすためと二通りがあります。細胞はエネルギーを生み出すために、酸素を取り込む宿命にあり、かつ活性酸素というよりラジカルなもので悩まされるというジレンマがあるわけです」・・・・・しかしながら人間の体はうまくしたもので、活性酸素の障害を防御するシステムがあり、これらの活性酸素消去物質は、その多くを食べ物から摂取するようになっているのですね。
藤森先生いわく「キパワーソルト・キパワーオリジンの実験依頼を受けたとき、ある臭いで、活性酸素を消去する強い還元力は多分これではないかと、ヒントを得る事が出来ました。それは、キパワーソルト・キパワーオリジンに含まれている様々なイオウの化合物ではないかということでした」・・・・写真・A・B・Cは、世界でも筑波大学にしかないという計測器を使って、普通の食品にはない還元力を科学的・化学的に初めて証明したデータです。これは、専門的な化学用語を使っての説明でしたが、やさしくサラッとお話頂いたにしても、その化学的な内容は難解な専門用語の説明でしたので深い意味はわかりませんが、素人的にも大変なことを意味していると、感じることが出来ました。
最後は、先生自身の体験から、健康はあくまで自分の力で守るのが本筋であり、クスリに頼るのは一部分でしかない。それにはまず食事・・・・そして、食べ物はゆっくり噛むことが大事ということです。化学の実験でもポリフェノールなどを含んだ食物は、植物の丈夫な固い細胞に守られているものが多いので、よく噛まないと抗酸化作用物質として吸収されず、無駄になってしまうということです。
一般的には、免疫力というと抗酸化作用のある食品や食事に目が行きます。そして、当然ながら睡眠の重要性も食事と同じくらい細胞のリモデリング(修復・再生)にとって必要不可欠なことはよくいわれることです。
先生ご自身の体験の中で、もうひとつ「呼吸法」の大切なことを説かれていました。毎日「腹式呼吸」を生活の中に取り入れているそうです。特に西原克成先生の「口呼吸による免疫力低下の害」説を披露されて会場の聴衆の方々に注意を促すと共に、深い感銘を与えました。
まだ、キパワーソルト・キパワーオリジンの活性酸素を消去する力=還元力には深い意味と解明されるべきいろいろな作用があると言うことですから、次回の研究と実験結果が期待される楽しみなお話でした。