キパワーソルト資料室は、皆様に塩、特に塩田製法・天然塩の産地の実態や、古代より伝承された焼塩の製法などをご紹介いたします。また、還元力とその応用に関する資料を公開いたしますのでご参照ください。

人智を超えたキパワーソルト誕生の瞬間

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キパワーソルト誕生の不思議現象


近くて遠い塩田の島・飛禽島(ピグムド)


地図の上でみると、九州の西にある黄海は近くに感じる。しかし、実際塩田のある島・飛禽島(ピグムド)へ行くのはとても遠いところであった。成田を発ってソウルへ行き、ソウル市内の国内線の空港へ移動。そこから韓国南西部の都市「光州」へ飛ぶ。それから車で1時間半で黄海の港町・木浦市(モッポ)に到着。午前の飛行機で発っても、着いたのは夕方なので、すでに島にわたる船はない。翌朝の船に乗船するため、その日はホテルに泊まることになる。

木浦市(モッポ)のある全羅南道は、昔の百済(くだら)である。日本の飛鳥・天平から奈良時代にかけて、都・奈良を造営したのは、百済からの渡来人だった。もちろん鑑真和上(唐招提寺)のような中国から渡来した人も大勢いたが、奈良は至ることろに百済の影響を受けている。実は島に渡って古老に聞いた話だが、400年前も日本と塩の技術交流は盛んに行われていたというから、もともと縁(ゆかり)は深いといえる。

塩田の塩・旬は夏


古くからの独特な伝承製法を今も連綿として受け継いでいる韓国の塩田。夏の朝ぼらけ、その前夜から神秘的な塩の結晶は準備される。塩田の土には、ゲルマニウムが豊富に含まれ、海水の有害物を吸収し酸化して黒くなる。酸化して黒くなった土は、更に太陽熱を吸収して温度を上げ、海水を早く蒸発させる伝統技法です。結晶前夜、塩田に小さなさざ波が立つと、海水の中に不思議な薄い膜ができ、やがて厚さを増し、小さな凸凹に成長する。これが塩の結晶のはじまり。

凸凹の膜は一夜にして大きな結晶に育ち、かん水の中に沈む。極限までの塩分濃度の中、塩の結晶が誕生していく独特の製法です。

土から芽を出す作物のように、熱い太陽のもと、数日たつと結晶のまわりにミネラルを付着させながら、徐々に大きな塩の粒に成長していきます。まるで生命が吹き込まれるような早いスピートで、塩の結晶が成長していきます。大きな粒に育った塩の結晶を集めますが、すべて人力によってのみ作業が行われます。採れた粗塩(あらじお)は、木製の小屋に集められ保管されます。不思議なことに、この塩は空気にさらしても溶け出さず(=潮解しない)、ニガリもほとんど出ません。 塩としては、このまま食べても大変美味しい塩です。

塩田から工場の高熱焼成へ

10塩田から工場へ運ばれた粗塩(あらじお)は、松の薪で焼かれる。11再現された古代の燃焼窯。12点火した窯の内部。

13 800℃から1200℃で長時間燃焼するため粒子が細かくなります。元の粗塩の大きさに比べると1/36くらいまで小さくなって約15ミクロンの サイズとなります。14隣の写真をさらに拡大したもので、高温で超微粒子に分離したミネラルがジャガイモ状の塩の結晶に食い込んでいるのがわかります。全体がイオン化し、非常に吸収しやすい状態になっています。

「キパワーソルト」は、塩田の海水と土が創り出した自然のままのミネラル・バランス を保っています。食べ物本来の旨味を引き出す働きは、健康的な食生活を営むために欠かすことの出来ない調味料です。