2005年12月24日
キパワーソルトで小松菜の硝酸塩チッソが消えた!
効率的に作られる野菜の問題点
皆さんは「硝酸塩チッソ」なんて余り聞いたことないかも知れません。野菜の安全性について、農薬の使いすぎや化学肥料の与えすぎによる健康被害に関心を持つ方は多いと思います。また、ダイオキシンなどの環境ホルモンによって食べ物の安全性が脅かされることに関心を持つ消費者も多いでしょう。
しかし、場合によっては農薬より怖いものがあるとしたらどうでしょう。中には、別にマスコミも騒いでいないし、どこもそんなこと言ってないんだから「それがどうしたの」という方もいると思います。けれど「ころばぬ先の杖」、私の幼友達で通産省の元工業技術院(現在、つくば産業総合研究所)を退官した友達は、私的に水の研究をしていますが、「いつかこれは、大問題になる事」と言っています。
硝酸塩チッソはなぜ作られるか
一言でいえば「光合成不足の野菜」に多く含まれています。ですから自然のサイクルで栽培する有機野菜などは比較的少なく、施設で短期促成栽培する野菜にはたくさん含まれています。もちろん、その他の栽培法によって、皆度合いが違います。
例えば、露地栽培のほうれん草は、秋から冬にかけて60日間かけて育成します。ところが、施設栽培では半分の30日程度で収穫出来てしまいます。そうすると見かけだけは生長していますが、光合成不足でチッソが使い切れていない未完成の野菜になります。それ以外にも肥料の施肥法や天候不順なども硝酸塩チッソが残留する原因になります。
硝酸塩チッソはなぜ体に悪い?
余りマスコミに取り上げられることのない中で、予防科学委員会・能瀬千鶴子会長が指摘した「週刊朝日」98年3月6日号には『生後六ヶ月未満の赤ちゃんが原因不明で突然死したケースの中には硝酸塩チッソを多量に含んだ水で溶かしたミルクや、硝酸塩チッソが多い野菜を使った離乳食を食べた事が原因だったと考えられるものがある』とコメントしています。
1950年代から65年にかけて欧米では、ほうれん草による乳幼児の中毒事件が起き、特にアメリカで起きた「ブルーベビー事件」(裏ごししたほうれん草を離乳食として与えた270人の赤ちゃんが中毒にかかり、39名が死亡した)その後、全米で1060の症例が報告されています。
日本では今のところ規制なしの硝酸塩チッソ
特にEU(ヨーロッパ連合体)では、1999年、野菜に含まれる硝酸塩濃度の統一基準を決めました。それによるとほうれん草などは、2500㎎/kg以下、貯蔵される野菜の硝酸塩濃度は2000㎎/kg以下で、この基準を超えると「汚染野菜」とされるのです。
日本では東京都が、1976年から1997年まで野菜に含まれる殘留農薬、重金属と共に硝酸塩や亜硝酸塩を調べていました。ところが、「硝酸塩や亜硝酸塩がガンに影響する」と明記していたこの検査をなぜか止めてしまったのです。
キパワーソルトでどれだけ消去でるかという実験
研究者の間では、硝酸塩は発癌物質のひとつと言われていますが、その他に高濃度の硝酸塩を摂取することで発症リスクの高い、アトピー性皮膚炎、アルツハイマー病、糖尿病、腎機能低下からくる透析疾患などにならぬよう、「ころばぬ先の杖」だけでなく、野菜を美味しく料理するという見地からも実験したものです。

小松菜に含まれる硝酸塩チッソ消去実験
上の写真はE~Hが小松菜、Iがあぶら菜です。小松菜はアブラ菜科の野菜で江戸・小松川の特産だったところから五代将軍・吉宗が名付けたといわれてます。関西では畑菜といわれ全国的にも分布の広い野菜です。
用途も広く、漬け物、煮物、おひたし、和え物、味噌汁の具、など使い勝手のよい野菜です。栄養的にもカロチンが豊富な有色野菜で、ビタミンC、カルシウム、鉄、カリウムなど数多い栄養素を含む。中でもカルシウムは、ほうれん草より多いといわれてます。
最近は、ハウス栽培やトンネル栽培も増えて周年出回る野菜になりしました。
それだけに、硝酸塩チッソが残留するリスクの高い野菜になってしまったということが出来ます。関東地方では汎用野菜のひとつだけに安全に気をつけたいものです。
※このデ-タはイケダ産業株式会社において実験したものです。(堀場製作所・硝酸イオンメ-タ-C-141で測定)
キパワーソルトの還元力で野菜を安全に美味しく食べる
身近に販売されている野菜を買い集め残留濃度を測定し、キパワーソルトの還元力がどれくらい硝酸塩チッソを消去できるか、自然塩焼塩と比較したのが上記のグラフです。
この結果、キパワーソルト1%水に野菜を2~3回ゆすいで測ると見事に1/10近くに低下し、非常に安全な野菜として食べられることが判明しました。
小松菜で分った事は、硝酸塩チッソがが残留しているものほどキパワーソルトによって、よく消去される。栽培時にもともと少ないものは、それほど減らないという事でした。
同じ有機農法野菜でもトンネルハウス(E)と露地(F・G・H・I)とでは差がはっきりしています。
やはり、農作物は栽培法によって大きく差がつくという事が改めて分ります。
2005年12月21日
キパワーソルトの故郷を訪ねて

自然生態系が保たれた塩田の環境
2003年の初夏、今回の「韓国塩田視察団」は総勢36名、韓国の南西部、全羅南道・新安郡にある塩田の島が目的地で、先ず黄海に面した港町・木浦市(もっぽ)へ到着しました。新安ビ ーチホテルでは歓迎の大きな垂れ幕が私たちを迎えてくれました。木浦市は、人口25万人の黄海に面した港町としては、最も大きな街です。
今回の訪問は、期間中(6月16日~19日)現地の応対も、官・民・学一体となって我々一行を歓迎して下さいました。
地元官民あげての歓迎
前回は、島々を巡航する民間のフェリーボートで塩田の島へ渡ったが、今回は、島へわたる船も新安郡の行政当局が高速巡視艇で島へ送迎してくれるほど、大変気配りの行き届いたものでした。遠浅の海が広がるこの辺では、大型船や大きなタンカーの航行が出来ません。かえってそれが豊かな海の恵を与えているのかも知れません。
霧に煙る塩田の島・飛禽島(ピグムド)
木浦市(モッポ)から塩田の島「飛禽島」(ピグンド)は、高速艇でも1時間30分かかるところです。
到着すると空は晴れていたが、島の桟橋は霧がかかり、隣の島に架かる大橋の端も霧にけむって見ることができない。
自然が息づく、緑豊かな塩田の島に上陸
上陸してみると、島の塩田関係者がマイクロバスと四駆のワゴン車で何台も出迎えてくれました。日本との違いを感じるのは、島に駐留している若い兵士が何人も物珍しそうに、何か話しながらこちらを見ている事でした。
塩田に向かう道すがら、島は意外に広い感じです。広い水田がみえて緑の田圃が遙かかなたまで続いています。時折、野菜畑が見えます。島の主要な道路はすべて鋪装されています。20分ほど、島の中央部へ進んで行くと、ようやく塩田が見え始めて来ました。
塩田の島は自然環境に恵まれ、静かなたたずまいの中に遠くの山が霞んで見えます。長年にわたって開拓し、智恵を絞って編み出した塩造りの技法は、連綿として受け継がれている。 海水は塩田の中で温められ蒸発し、塩分濃度が上がると塩の結晶が始まる。最終段階に近い鹹水(カンスイ=塩分濃度が高い海水)は波紋を描き、その中では小さな粒の結晶が生まれ、やがて大きな粒に育って行きます。
鹹水(かんすい)の中で成長する塩の結晶
結晶が成長した塩田では、若い塩職人が道具を操り、粗塩(あらじお)を集めます。何回も、何回も、隅から隅まで巡って丁寧に集めて回ります。一ケ所の塩田で塩を集める作業は30分~40分かかる。
次第に集まってきた粗塩(あらじお)をまとめて行く作業は、端で見ていても相当な重労働である。
ニガリが少なく、潮解しない不思議な塩
塩職人によって集められた粗塩(あらじお)は一ケ所に盛り上げられる。
生まれたての塩の結晶が太陽にキラキラと光る。
四角い粒子の塩の集まりはシャベルですくい取られ、手押し車に乗せて集積した貯蔵場に運ばれる。塩田の塩造りは、毎年6月から9月までが「旬」である。
最初の塩田に引き込まれた海水は八日間で塩の結晶を作るまで成長します。
八日目に至って、気温が20℃以上で晴天なら、結晶の出来る条件としては好いと職人の親方が説明してくれた。
今も残る豊かな自然環境
塩田の外、島の回りには広大な干潟が広がります。
引き潮時なのか、一条の水たまりを残し海水が引いた泥には無数の穴があいている。よくみると蟹が出入りする穴で、人間の顔をみると一斉に顔を引っ込める。
ムツゴロウも慌てて逃げるのが見える。
島の北側に車を走らせると、突然視界が開け広々とした海岸が視野の中に入ってきました。「明砂十里」と呼ばれる海岸の黄色い砂は、遠く黄河から旅路の果てにたどり着いた土砂が堆積したものである。茶黄色の海岸には、赤いハマナスが咲いていた。
キパワーソルト製造の清水食品㈱
塩田の島の視察が終り、島から再び高速艇で港の町・木浦市(モッポ)に戻りました。韓国西南部にあるこの町は全羅南道を代表する街で、黄海に面した唯一の大きな港がある。市の郊外にはキパワーソルトの製造部門・現地法人(子会社)清水食品株式会社があります。(ISO9001認証工場)
写真は左が焼塩工場、右が事務所 棟であるが、その隣に最近竣工なった150坪の新工場があります。完成した新工場は、高まる内外の需要に応えて最新鋭の設備を導入した工場で、稼働を開始したばかりである。
生産性の向上と近代的な品質管理を導入
竣工なった新工場のテープカットが清水食品㈱の役員、視察団の来賓代表によって行われ、視察団員や社員から大きな祝福の拍手のうち無事終了しました。
今回の視察団の構成メンバーは主としてキパワーソルトの販売に携わる関係者を中心に、学識経験者や研究者、医療関係者、元国家公務員など多彩な構成員によって編成されている。
(※因みにテープカット、右から二人目が私・池田、隣がキパワー株式会社・上田社長 、隣が社長夫人、隣が清水食品・鄭社長)
引き続き、現地法人・清水食品㈱鄭社長の歓迎の挨拶があり、「日本のお客様の期待に応えるよう社員一同、品質の向上と安定した供給に一生懸命努力を積み重ねていきます」という力強い言葉が語られました。
将来の需要に備えて設備増強
清水食品では、韓国の国内向けと日本向けのキパワーソルトは、完全に分けて生産されていました。製造工程の中で、国内向け製品と日本向け製品の自動仕分け装置や、従来、一部手作業で行われていた袋詰めなどの工程が完全自動化されました。品質管理と飛躍的な能率向上が見込まれ、日本向けだけでなく急速に増した国内需要にも対応できる体制が整った。
その中には日本のメーカーから調達した最新鋭機も含まれている。社員の方々も、新鋭設備導入で士気も盛り上がっているという。
新工場を担当する社員の方々も勢ぞろいして、お互いに交流を図った。その中には、すでに何回かの訪問で顔なじみになった幹部社員もいる。
工場近くの実験農場
工場の近くには清水食品㈱の無農薬実験農場があります。
日本では農業関係でキパワーソルトを堆肥造りや、野菜の葉面散布を実践している農家が増えている。また、家庭菜園でも徐々にキパワーソルトの応用が増えて来ている。このような情報に刺激を受けた韓国の工場では、社員が一丸となって実験的な野菜作りが行われている。
日韓交流の成果が実った塩田視察
塩田の島の視察、工場訪問で目的の日程を終えた夜は、「韓国塩田視察団」と地元行政や大学、海軍関係者も集まっての親善交流晩餐会が開かれた。地場産業としての伝統的な塩田の製塩法を保護育成して行こうと地元の熱意が感じられる有力な顔ぶれではある。
韓国においても伝統産業育成の観点からキパワーソルトのもつ還元力が注目を集め、官・民・学一体となっての取り組みが始まった。木浦大学・金学長の日韓学術交流を目指した歓迎のスピーチ、 来賓には、新安郡長さんや木浦(もっぽ)軍区の海軍司令官も列席された。
最後に、キパワー株式会社・上田社長夫妻によって、お礼の挨拶が述べられた。 塩田が成り立つための自然環境保護も視野に入れ、日韓交流の親善を目的とした訪問は予想以上の盛り上がりを見て、多大な成果を上げて締めくくることができた。
水道水の酸化還元テスト

目で確かめる酸化と還元(水道水に見る)
1.酸化還元反応は、自然界や私たちの体の中で常に繰り返されています。しかし、中々目に見えないので、いまいち分かりにくいのですが、水道水の実験で、簡単に確かめる方法があります。日本の法律では、水道水の中に消毒のため水道の蛇口で塩素が0・5ppm以上入っていなければなりません。ただ、水質により、全国各地で入れる分量は皆違います。水質の悪いところほど沢山入れます。
2.塩素を投入した水道水の中には、次亜塩素酸や過酸化水素のような活性酸素が発生しています。塩素に反応する試薬を数滴入れると黄色い反応が出ます。色の濃淡は全国各地の水道水によって全部違います。塩素が多く入っている水道ほど、茶黄色になります。活性酸素のひとつ次亜塩素と反応して出来るトリハロメタンは、発癌性物質と言われています。
3.黄色く反応した水道水に、キパワーソルトと自然塩・焼塩を各々小さなスプンに各1gづつビーカーに入れると、数分の間に色に変化が起きます。キパワーソルトを入れたほうは、ブルーからグレーに変化(還元)し、やがてもとの透明な色に戻ります。一方、自然塩・焼塩を入れた方は、黄色の塩素反応が不変で還元力のないことがわかります。野菜や果物にかかった農薬が中和されるメカニズムは、全く同じ反応で除去されます。