『活性酸素と野菜の力』

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十数年前に「野菜スープ」でガンが治るなどとテレビ、雑誌などでブームになった事がありましたが、「のどもと過ぎれば熱さを忘れる」で大方の人は記憶の片隅にもないのでは、と思います。しかし、その間日本人の三大死亡原因、がん、心臓病、脳卒中は、増えこそすれ少しも状況は変わっていないのです。

その間、ガンによいという食品や健康によいとい言われる食品がきちんとした検証もされないままマスコミを賑わし、放送翌日には店頭から商品が売り切れてしまうという社会現象まで起きました。テレビではヤラセや捏造(ねつぞう)番組まで起きて、次第にこのテの番組に対する不信感を釀しだしたのも当然の成り行きといえます。

しかし、その間にも、「野菜スープ」の薬学、栄養学、分子生物学の観点から研究をすすめ、従来の定説からさらに新しい知見を盛り込んだ成果を『活性酸素と野菜の力』という本にまとめ発刊されたのが崇城(そうじょう)大学薬学部教授・熊本大学名誉教授・前田浩先生です。

本書で主張している主な点は・・・・
〇活性酸素「脂質ラジカル」を消す「野菜スープ」の効果の証明。
〇お茶類や、茶色や褐変する根菜類、豆類の抗酸化作用の証明。
〇加熱の重要性と、熱に弱いとされているビタミンや酵素についての新知見。(長らくよいとされていた野菜の生食は、野菜スープのほうが10~100倍も活性酸素の中和力が高いと証明)
〇青菜に多い硝酸塩についての新見解。(従来悪いといわれている物も、適量によっては有用という説)
〇旬のものや露地栽培のものは、ハウス栽培に比べて有効成分が多いこと。
〇長期過剰摂取と断りつきですが、塩分、鉄分、脂質については控えめにという説。


本書に書かれていることは、十数年経つと従来の定説が覆されていることがいくつかあります。さらに新発見につながる次世代栄養学への期待と課題が提起されていますが、現時点で私たちがマスコミで流される情報に振り回されないため、モノサシとなる知識としては充分な内容と思います。

ただ、本書は論文や外国文献からの引用もあり、分子式や専門用語が多いため一般書としては読みこなすのにやや難点がある。しかし、興味のある方や、学生、専門家にとっては読みごたえのあるものなので、ぜひお奨めしたい一書です。

中でも、本書の推薦文を書いた愛知県がんセンター名誉総長・富永祐民先生は「野菜スープ」を飲むようになってから老人斑が消え、九州大学医学部名誉教授・倉恒先生は「野菜スープ」を飲みだしてから白内障が元に戻り、眼科の専門医を驚かせたというから、きちんと実践すれば単なるいかがわしい話しではないことが納得できるでしょう。

本書は具体的な料理の仕方まで書いてないので、次の本をぜひ参照して作って下さい。

●医食同源お薦めの本----『あなたのために・いのちを支えるスープ』

●医食同源お薦めの本----『わらのごはん』

★『活性酸素と野菜の力』

★著者・前田 浩
医学博士・農学博士・崇城大学薬学部教授・熊本大学名誉教授

★売価・ 2,400円(+税) 発刊・幸書房


東洋医学(鍼灸・気功・食養・漢方薬)臨床経験30年の筆者の体験をもとに、 毎日を健康に暮らすための、お役立ち情報をお伝えいたします。

お勧めの本

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『からだが変わる! 「きくち体操」』

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『永田農法で作るベランダ・屋上菜園』

『活性酸素と野菜の力』

『HSPが病気を必ず治す』

『台所重宝記』

『普通の家族がいちばん怖い』

『あと3年で世界は江戸になる!』

『じょうぶな子どもをつくる基本食』

『赤ちゃんの生命のきまり』

『巨大地震が原発を襲う』

『ニームは地球を救う』

『うつぶせ寝健康法』

『これだけで病気にならない』

『きものという農業』

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『陰陽重ね煮クッキング』

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『マイナスイオンでよみがえる健康』

『日用品が毒になる・経皮毒』

『料理の常識』

『かしこい赤ちゃんの育て方』

『食品の裏側』

『生命力死命力』

『生きて死ぬ智恵』

『いのちと塩・韓国版』

『新・生命の創世記 いのちと塩』

『究極の免疫力』

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『免疫革命』

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『食の堕落と日本人』『醗酵の力』

『赤ちゃんの進化学』

『北の料理人Ⅰ』『北の料理人 Ⅱ』

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