『百歳をすぎてもすごい生きる力』
この本の作者・志茂田景樹さんという人に実際行き会った印象は、テレビなどで見る派手なイメ-ジとは全く違う。何色にも染めたヘアーカラーやカラフルな上着と対象的な話の内容である。直木賞の受賞作品である「黄色い牙」というマタギの世界を描いた素材からも凡そ外見とは趣が異なる。その志茂田さんから聞いた講演では、老人問題や子どもたちに対する聞かせ語りのボランティア活動など思いがけないテーマであった。
志茂田さんが100歳以上の長生きのお年寄りを尋ねて日本中を廻り、聞き書きしたのが本書である。約1年半にわたる取材で、元気なお年寄りに共通点のあることに気がついたという。その中で特に気がついた要素として・・・・
(1)野菜を多食している。(2)自分でやれることは何でも自分でやっている。(3)人生観、信念もっている。(4)若いときからよく働いて、手先が器用で足腰が確りしている。(5)趣味や楽しくやれることをもっている。(6)独り暮らしでも、肉親や、地域の人と積極的にコミュニケーションを図っている・・・などが見られるそうです。
すでに高齢化社会に突入しているにも関わらず、どんな生き方をしたらよいのか迷っている人も、そうでない人にも、このお年寄りの生き方は本当に勇気づけられるものがあるのではないでしょうか。
★著者・志茂田景樹 著
★売価・・・・ 1,300円(税込み) KIBA BOOK・刊
