食の匠たち-12 食の思想家・石田英湾先生

石田先生とのお付き合いはいつ頃始まったのか余り記憶にない。しかし、25~26年は間違いなく経過していると思う。私の尊敬おくあたわざる先輩のお一人である。
長年「群馬マクロビオティックセンター」を主宰し、「お米を正しく食べよう」という運動を主宰している。マクロビオティックとは、遠くは明治時代・石塚左玄が著した「化学的食養論」にはじまり、思想家・桜沢如一が食養=宇宙秩序にのっとった人間生活のあり方にまで思想を深化した考え方です。現在、マクロビオティックの思想はヨーロッバや米国の知識層に浸透し、玄米菜食をする欧米人が増加していることは周知の事実です。また、日本でも最近は若い女性に関心を持つ人が増えているともいわれています。
先生の考え方や思想は、桜沢如一⇒大森英桜⇒石田英湾と日本国内において正しく思想を受け継いだお一人と考えています。「正しい食のあり方」について東奔西走、全国を講演で飛び回り、実地の料理指導は高崎市内のご自宅を教室として奥様があたっておられます。
文才豊かな先生は、以前、小説で「上毛文学賞」を受賞したくらいの才能がおありなので運動のかたわら『生活革命=玄米正食法』(1981年)、『元気の革命』(1984年)、『食べもので病気は治せる』(1988年)、『アトピーを家庭で治す』(1991年)、『『玄米食は病気を治す』(1995年)いずれも新泉社発刊と、本を書かれています。
また『GENMAI』(Japan Publications)をニューヨークで出版、食の思想以外にも日本の超古代文献『ホツマ伝え』を研究され、日本語の一語一語がもつ言霊(ことだま)の研究によって『言霊アワ歌の力』を解読・普及に務められています。学校で習うアイウエオは、なぜア行で始まりワ行で終わるのか、日本語の源流を知る上でも、日本古来の文明や、日本という国の形はどのように成り立っているのかを知る上でも一読の価値ある一書です。(写真・右側、1996年・群馬マクロビオティックセンター刊・税込1,000円)
若いときは、ご自身の病弱で苦労されていますので、人生の酸いも甘いも知り尽くした苦労人です。多くの病者や弱者を「正しい食のあり方」で指導して来られましたが、食を通して暮らしを正して貰い、健康になって頂くのが務めと、長年その姿勢が変わることはありません。
もし、マクロビオティックに興味、関心がお持ちだったり、食を通して病気や暮らしを正したい等で、石田先生にご相談を、とお考えの方は、群馬マクロビオティックセンター・〒370-0847群馬県高崎市和田町7-13・電話・FAX027-322-5484までご連絡下さい。