お薦めの本-24『免疫革命』

免疫に関する話は、今まで専門書では一般人には少々難しくややこしいものがあった。今回、安保徹先生の書かれた本は、以前出版された一連の本に比べて素人にも分かりやすく書いてある。
先生の業績は免疫学において「白血球の自律神経支配の法則」や「胸腺外T細胞の発見」などという西洋医学としての業績だけでなく、「心の持ち方が体調をつくる」「食べもの大切さ」「身体を冷やしてはいけない」などといった東洋医学的な考え方にもとづき医療を提唱している点にある。東洋的な思考が未来の医学を開くと言ってるように、統合、全体(太極)を見ることによって、画期的な発見がなされたのではないかと思います。
ガンにしてもいわゆる三大療法・手術・抗ガン剤(化学)・放射線療法では治らないと大胆に宣言し、ガンの本当の原因はストレスと喝破しています。免疫療法による新しい治療法は本書の詳細をご覧下さい。本書は「究極の健康法は自然のリズムに乗って生きる」と、ガンや難病で悩んでいる方には心強い指針となるでしょう。
「免疫革命」
★著者・安保徹・新潟大学大学院医歯学総合研究科教授
★売価・・・・1,680円(税込み)講談社インタ-ナショナル
西洋医学の自律神経説は、交感神経と副交感神経とバランスを説き、東洋医学の陰陽論と似ているところがあります。 「爪もみ療法」は、難しい理論を抜きにして、誰でも簡単に出来る方法です。
もともと東洋医学(鍼灸治療)の刺絡という治療法をベースにして考えられた治療法です。手足の指の爪の生え際を挟んで揉むだけの簡単な方法です。この本は、日本自律神経免疫治療研究会理事長・福田稔先生が、安保先生の免疫理論を実際の治療に役立てる手法として着目し、応用したことを分かりやすく書いたものです。専門家(医師・鍼灸師)が行う刺絡療法と違い何も器具・道具が要りません。
痛みを伴う疾患ばかりでなく、不眠、耳鳴り、うつ、めまい、湿疹、ダンエット、イビキなどなかなか治りにくい病気も、自分の自律神経の働きを整えて治せるというものです。もちろん、糖尿病、潰瘍性大腸炎、膵炎などの難病にも効果があることが実際の臨床例で示されています。普段の健康管理法としても手元にあると便利な一冊です。
「爪もみ療法」
★監修・福田稔・ 日本自律神経免疫治療研究会理事長
★協力・安保徹・新潟大学大学院医学部教授
★売価・・・・ 740円(税込み)マキノ出版