お薦めの本-17『おじいちゃん日本のことを教えて』

著者の中条高徳(なかじょう・たかのり)氏は、元アサヒビール副社長で現名誉顧問。アサヒビールがトップメーカーの地位を築いた原動力は中条氏あっての事と業界ではつとに知られている。
陸軍士官学校を経て学習院大学を卒業し、軍人の経験をもつおじいちゃんと、アメリカに留学中の孫娘からの質問に答えて手紙やEメールでやりとりした「日本の国のかたち」。今、日本の若者に伝えなければならない文化・伝統について、おじいちゃんが、孫娘を通して語りかける。各世代、各界の方々から大きな反響を呼んだ21世紀、日本への恋文。
アメリカなど外国へ留学する若者が世界一多い日本ではあるが、日本の文化について何も知らず答えることが出来ず、軽蔑されるのも一番のようである。アメリカのマスターズ・スクールに留学する孫娘から「日本の歴史・文化」についての質問をきっかけに、経済的には豊になったものの、大切な何かを失った現在の日本のありように、おじいちゃんが思いのたけを孫娘に託して日本の若者に語りかける一冊。
骨抜きにされた日本人の魂を、教育、歴史、民族のあり方を筋道を通して語る。伝えていくのは、われわれ世代の責務と、特に戦後の卑屈なまでに日本の良い伝統文化や暮らしを否定した歴史的考察と経過を明らかにして、若者のみならずすべての日本人に対して警鐘を鳴らす。こころある日本人ならば共感を覚えずにはいられないことでしょう。
★著者・中条高徳
アサヒビール名誉顧問、(財)日本青少年研究所理事ほか
★売価・・・・ 1,470円(税込み)致知出版社