東洋医学(鍼灸・気功・食養・漢方薬)臨床経験30年の筆者の体験をもとに、毎日を健康に暮らすための、お役立ち情報をお伝えいたします。

お薦めの本-9『やっぱりあぶない電磁調理器』

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ここ数年、新築のお宅や新築の高層マンションに行くとキッチンの真ん中に鎮座しているのが便利で安全と謳われているIHヒーター・ 電磁調理器ですね。電磁波のことは、以前から危険、いや安全と論争が繰り返されています。とくに携帯電話の電磁波は危ないといわれながら、 つい便利さに負けて使っている方のほうが多いのではないでしょうか。

何かと問題視されながら、電力会社と家電メーカーの資本力で、昨年は80万台も普及したそうですから、 社会的にもいろいろな角度から検証されるべきでしょう。本の表題にもある通り「やっぱりあぶない」という表現は、 いろいろ問題があった事を示唆しています。

著者の船瀬俊介さんは、東京で3~4回講演を聞いたり、座談をしたりということで面識があります。漫談調の講演で、愉快な方ですが、 見識も有り、きちんと下調べして書いていると思います。ホームページの本紹介欄に「狂牛病と台所革命」を紹介しましたが、現在の狂牛病の実態をみると、本で予見した通り推移しています。

電磁調理器のメカニズムは、素人考えでも電流をいったん磁力エネルギーに変換し、それを鍋に伝え、もう一度電流にもどして、 金属鍋を発熱させるということですから、二度手間になり何ともムダな感じがします。市民団体による電磁調理器の電磁波強度テストにしても、 安全性は非常に強い疑念が湧いて来ます。

やはり健康について心配があるのは「心臓のペースメーカー」を入れた人、妊婦、小児などですが、 かつて私は植物でこんな経験があります。15年ほど前、友人が東京・吉祥寺にあるビルにテナントとして診療所を開設しました。 いろいろな商売をしても巧く行かない場所というのが気になりましたが、場所柄、立地条件もよく割安という話でした。 とりあえず観葉植物の鉢をお祝いに送っておきましたが、着いてから一週間で枯れてしまったという、やや非難めいた電話がありました。

そんな簡単に枯れるようなものではないのですが、上京のおり立ち寄ってみると原因がわかりません。しばらくあれこれ詮索して 「場の気診」で最終的にわかったのは、スペースの壁面がエスカレーターにぴったりくっついていた事。 強力なモーターから出る電磁波で鉢の観葉植物は枯れたと推測できました。

なるほど居心地が悪く、いままでどんな商売も繁盛しなかった理由もわかりました。結局1ヶ月で引き払う破目となりましたが、 後日デパートのエスカレーターを観察してみると、知っているのか偶然そうなっているのか、 エスカレーターの両脇は通路で空いているスペースがほとんどで、人が立つ陳列棚は近くにない事に気がつきました。

電磁波とのかしこいつきあい方や、実用化しつつある自然エネルギーの紹介、 予防やエコ素材の利用などさまざまな角度から電磁波についての対処法がのべられています。わかりやすく書かれた啓蒙書としてお薦めです。

※そこで、現在私が使っている「遠赤外線・ラジエントヒーター」のご紹介です。興味がある方はこちらをぜひ御覧ください。 http://www.qisalt.com/private/rajient-heater.htm

発行・三五館 1000円+税

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